絶対値
ある実数
a
の絶対値は,数直線の原点
O
(0の位置)から
a
に対応する点までの距離になり,記号で表すと
|a|
となる.よって,絶対値の値は,0または正の実数となる.

■絶対値の性質
- a≧0
のとき,
|a|=a
.a<0
のとき,
|a|=−a ⇒ 証明
- |a|=|−a| ⇒ 証明
- |a|2=a2 ⇒ 証明
- |ab|=|a|×|b| ⇒ 証明
- |ab|=|a||b| ただし,b≠0
⇒ 証明
数直線上の2点,実数
a
に対応する点と
b
に対応する点との間の距離は
|b−a|
,あるいは,
|a−b|
で表される.

■参考
- 複素数の絶対値
- ベクトルの絶対値
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最終更新日:
2024年7月24日