次の微分方程式の一般解を求めなさい.
(D2−5D+6)y=18x
y=c1e3x+c2e2x+3x+52
(ただし,c1 ,c2は任意定数)
逆演算子を部分分数に分解して解く.この公式を参照.
1D2−5D+618x =1(D−3)(D−2)18x
部分分数に分解する
=(1D−3−1D−2)18x
この公式を利用するする
=e3x∫e−3x⋅18xdx−e2x∫e−2x⋅18xdx
=e3x⋅18{−13e−3x(x+13)}−e2x⋅18{−12e−2x(x+12)}
=3x+52
特性方程式は
t2−5t+6=0
より
t−3t−2=0
t=3,2
よって,同次方程式の一般解は
c1e3x+c2e2x (定数係数線形同時微分方程式を参照)
c1 ,c2は任意定数
以上より,一般解は
となる.
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最終更新日: 2023年6月28日
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