次の微分方程式の一般解を求めなさい.
(D2−8D+15)y=e4x
y=c1e3x+c2e5x−e4x
(ただし,c1 ,c2 は任意定数)
逆演算子を部分分数に分解して解く.この公式を参照.
1D2−8D+15e4x =1(D−5)(D−3)e4x
部分分数に分解する
=12(1D−5−1D−3)e4x
この公式を利用するする
=12(e5x∫e−5x⋅e4xdx−e3x∫e−3x⋅e4xdx)
=12{e5x(−e−x)−e3x(ex)}
=12(−2e4x)
=−e4x
特性方程式は
t2−8t+18=0
より
t−3t−5=0
t=3,5
よって,同次方程式の一般解は
c1e3x+c2e5x (定数係数線形同時微分方程式を参照)
c1 ,c2は任意定数
以上より,一般解は
となる.
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最終更新日: 2023年6月28日
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