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基本的な行列の問題■問題以下の連立方程式が 以外の解をもつように,定数 の値を求めよ.
■答
■解説, , とおくと,連立方程式は ・・・・・・(1) と表される. の逆行列 が存在するとすると仮定した場合 (1)の両辺にを左からかけると
となり ,すなわち, が連立方程式の解となってしまう. したがって, 以外の解をもつときは, は逆行列をもたない. 言い換えると, の場合である. したがって
となる.このとき方程式は
つまり, ・・・・・・(2) となる. ( は任意定数)とおくと となり, 以外の解は無数に存在する. 以上より,は条件を満たしている.
ホーム>>カテゴリー分類>>行列>>線形代数>>線形代数に関する問題>>行列式に関する問題>>問題 作成:学生スタッフ 最終更新日: 2022年9月7日 |