|
|||||||||||||
|
|||||||||||||
|
数列
1−13+1−1 , 1−2324+22−1 , 1−3381+32−1 , ⋅⋅⋅ , 1−n33n3+n2−1 , ⋅⋅⋅
すなわち,第 n 項が
an=1−n33n3+n2−1
となる数列の極限値
limn→∞an=limn→∞1−n33n3+n2−1
を求めよ.
limn→∞an=limn→∞1−n33n3+n2−1=−13
n にそのまま ∞ を代入すると, −∞∞ の形になってしまい極限が分からない.
limn→∞1n=0 ,limn→∞1n2=0,limn→∞1n3=0 を利用する.
したがって,分母の変数の中で最も次数の高いもので割る.
最後に,式全体で収束・発散を判断する.
limn→∞1−n33n3+n2−1
分母,分子をn3 で割る.
=limn→∞1n3−13+1n−1n3
n→∞ の時, 1n と1n3 は 0 になる.
=limn→∞−13
=−13
すなわち,与式は −13 に収束する.
ホーム>>カテゴリー分類>>数列>>問題演習>>数列の極限に関する問題
学生スタッフ
最終更新日:
2024年5月28日