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数列
2−61+8,16−62+8,54−63+8,⋅⋅⋅,2n3−6n+8,⋅⋅⋅
の,すなわち第 n 項
an=2n3−6n+8
となる数列の極限値
limn→∞an=limn→∞2n3−6n+8
を求めよ.
limn→∞an=limn→∞2n3−6n+8=∞
直接 n→∞ とすると, ∞∞ の形になる.従って,分母の変数の中で最も次数の高いもので分子・分母を割る.
式を変形した後, n が含まれている項のみ, n が ∞ になったときの値を調べる.
最後に,式全体で収束・発散を判断する.
limn→∞2n3−6n+8=limn→∞2n2−6n1+8n
n が含まれていない項は一定であるから, 2n2,6n,8n の n が ∞ になったときの値を調べれば良い.
[1] 2n2
n→∞ ならば, 2n2 は正の無限大に発散する.
[2] 6n
n→∞ ならば, 6n は0 に収束する.
[3] 8n
n→∞ ならば, 8n は0 に収束する.
[1],[2],[3] より
limn→∞2n3−6n+8=limn→∞2n2−6n1+8n=∞−01+0=∞
よって,与式は正の無限大に発散する.
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学生スタッフ作成
最終更新日:
2024年5月28日