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このExcel教材では,母集団の要素が正規分布
に従うとき,母集団から無作為に取り出した大きさ
の標本
,
,・・・,
に関して,母平均,母分散の信頼区間を算出し,グラフ化する.
正規分布
に従う母集団からの標本
を取り出したときのそれそれの具体的な値(実現値)
,
・・・
に対して
は母平均
の信頼係数
の信頼区間である.⇒説明
ただし
:有意水準
:自由度
の
分布において
となる
の値
:平均値
:不偏分散
である.
正規分布
に従う母集団からの標本
を取り出したときのそれそれの具体的な値(実現値)
,
・・・
に対して
は母分散
の信頼係数
の信頼区間である.⇒説明
ただし
:有意水準
:自由度
の
分布において
となる
の値
:不偏分散
である.
作成されたグラフから信頼区間のバラツキ,および,母平均,母分散と信頼区間の関係を確認することができる.
Excel教材の概観を図1に示す.
図1 Excel教材の概観 |
図2を用いてこの教材の使い方を説明する.
となる.
図2 図1の左上拡大 |
図3を用いて図1の4つのグラフの説明をする.図3では100回標本を取り出す試行を実施した後に作成されたグラフである.
1番のグラフは,標本平均の推移を示したもので,標本平均が累積されている図1の1番のセルの上から100個分のデータグラフにしたものである.
2番のグラフは,標本の不偏分散の推移を示したもので,標本平均が累積されている図1の2番のセルの上から100個分のデータグラフにしたものである.
3番のグラフは,母平均の信頼区間の推移を示したもので,母平均の上限(だいだい色のグラフ.図1の4番のセルの上から100個分のデータグラフ),母平均の下限(青色のグラフ,図1の3番のセルの上から100個分のデータグラフ),灰色は母平均のグラフになる.母平均が信頼区間(母平均の下限から上限の間)から外れている場合が幾つか観察されている.
4番のグラフは,母分散の信頼区間の推移を示したもので,母分散の上限(だいだい色のグラフ.図1の8番のセルの上から100個分のデータグラフ),母分散の下限(青色のグラフ,図1の7番のセルの上から100個分のデータグラフ),灰色は母平均のグラフになる.母平均が信頼区間(母平均の下限から上限の間)から外れている場合が幾つか観察されている.
初期化のボタンを押すと,図1の1番から10番のセルの値と図2の9番,11番のセルの値が消去される.
図3 累積サンプリング回数100回後のグラフ |
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最終更新日: 2025年5月14日