平均値の定理
関数 が閉区間
で連続,開区間
で微分可能ならば,
となる が少なくとも1つ存在する.
より
(
,
)
と置き換えると,平均値の定理は
となる.
■証明
2点,
を結ぶ線分をグラフとする関数
は
となる.
・・・・・(1)
とおく.
- 仮定より,関数
は閉区間
で連続,開区間
で微分可能である.
-
はi,ii,iiiよりロルの定理の条件を満たしている.よって
「
となるとなる
が少なくとも1つ存在する.」 ・・・・・(2)
(1)より
・・・・・(3)
となり,(2)を(3)を使って書き換えると平均値の定理を得る.
【参考図書】
Calculus 7E 著者:James Stewart 出版社:Brooks/Cole Pub Co
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最終更新日:
2022年5月30日
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