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応用分野: 共役な複素数複素数の四則演算直線のなす角

複素の和と差

複素数 z 1 z 2 の和と差を考える.

z 1 = x 1 + y 1 i

z 2 = x 2 + y 2 i  

とおくと

和: z 1 + z 2 = x 1 + y 1 i+ x 2 + y 2 i = x 1 + x 2 + y 1 + y 2 i  

差: z 1 z 2 = x 1 + y 1 i x 2 + y 2 i = x 1 x 2 + y 1 y 2 i

このように複素数の和は実部どうし虚部どうしで和をとる.差は同じように実部どうし虚部どうしで差をとる.これはなんだかベクトルの和と差に似ている.この複素数の和と差を複素平面を用いて表すと上図のようになる.

●特徴

  • 原点,点 z 1 ,点 z 3 ,点 z 2 を順に結ぶ四角形は平行四辺形になる.
  • 原点,点 z 4 ,点 z 1 ,点 z 2 を順に結ぶ四角形は平行四辺形になる.

 

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最終更新日: 2025年11月27日

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