対数関数の一般形
対数関数
のグラフを原点を中心に
軸方向,および,
方向に拡大した後,平行移動したグラフを表す関数は、一般的に
・・・・・・(1)
ただし,,
であるとする.
と表すことができる.(1)のことをKIT数学ナビゲーションでは,対数関数の一般形ということにする.
■解説
のグラフを,原点を中心に
軸方向に
,
方向に
拡大した後,
軸方向に
,
方向に
平行移動したグラフを表す関数は
・・・・・・(2)
となる.この式に関しては,グラフの拡大→グラフの平行移動した関数を参考にするとよい.
(2)を以下のように式変形をする.
(∵ 詳しくはここを参照)
(∵ 詳しくはここを参照)
(∵ 詳しくはここを参照)
,
,
とおくと
となり,(1)が得られる.
のグラフの漸近線
は
軸である.
のグラフは
のグラフを
方向に
,
方向に
平行移動したものになる.
よって,
のグラフの漸近線は
直線
となる.
今度は,極限を使った方法で
のグラフの漸近線を求めてみる.
のとき
のとき
,のいずれの場合も,直線
が
のグラフの漸近線となる.
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最終更新日:
2024年2月29日