x 3 +3 x 2 y+3x y 2 + y 3 を x の関数と考えて
f( x )= x 3 +3 x 2 y+3x y 2 + y 3
とおく.
f( −y )=− y 3 +3 y 3 −3 y 3 + y 3 =0
よって,因数定理より f( x ) は x−( −y ) すなわち x+y を因数に持つ.
x 2 +2xy+ y 2 x+y ) x 3 +3 x 2 y+3x y 2 + y 3 ¯ x 3 + x 2 y 2 x 2 y+3x y 2 ¯ 2 x 2 y+2x y 2 x y 2 + y 3 x y 2 + y 3 ¯ 0 ¯
より
f( x )=( x+y )( x 2 +2xy+ y 2 )
となる.
さらに因数分解をすると
f( x ) =( x+y )( x+y )( x+y )
= ( x+y ) 3
以上より
x 3 +3 x 2 y+3x y 2 + y 3 = ( x+y ) 3
と因数分解できる.
これは ( x+y ) 3 の展開公式の逆である.
ホーム>>カテゴリー別分類>>数と式>>因数分解の公式>>(x+y)^3
最終更新日: 2023年7月13日
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