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log(1+x) のマクローリン展開log(1+x)=x−12x2+13x3−14x4+⋯ ■導出f(x)=log(1+x) とおく. f(0)=log1=0 f'(x)=11+x(1+x)' =11+x⋅1 =(1+x)−1 f'(0)=1 f''(x)=(−1)(1+x)−2(1+x)' =(−1)(1+x)−2⋅1 =−(1+x)−2 f''(0)=−1 f'''(x)=(−2)(−1)(1+x)−3(1+x)' =2!(1+x)−3 f'''(0)=2! f(4)(x)=(−3)(2!)(1+x)−4(1+x)' =−3!(1+x)−4 f(4)(0)=−3! f(5)(x)=−(−4)(3!)(1+x)−5(1+x)' =4!(1+x)−5 f(5)(0)=4! したがって,マクローリン展開の公式 f(x)=f(0)+f'(0)x+f''(0)2!x2+f'''(0)3!x3+⋯⋯+f(n)(0)n!xn+⋯⋯ に代入して log(1+x)=0+1⋅x+(−1)2!x2+2!3!x3+−3!4!x4+⋯ =x−12x2+13x3−14x4+⋯ ■収束半径an=(−1)n−1(n−1)!n!, an+1=(−1)nn!(n+1)! よって,収束半径 R は R=11=1 となる. x の値が収束半径と等しいとき, x−12x2+13x3−14x4+⋯⋯ の収束性について検討する. x=1のとき となり,収束する. のとき となり,発散する.以上より,
が収束するの範囲は
となる.
ホーム>>カテゴリー分類>>数列>>級数展開>>マクローリン展開>> のマクローリン展開 最終更新日: 2022年7月19日 |