問題を解くのに必要な知識を確認するにはこのグラフ図を利用してください.

微分の計算問題

■問題

次の問題を微分せよ.

y= 2x+3

■答

y = 1 2x+3  

■ヒント

基本となる関数の導関数

f ( x )= ( x a ) =a x a1

  ( a は実数)

の公式を用いる.

■解説

y= 2x+3

(計算しやすいよう, 2x+3 累乗根を指数を用いた形に変換)

= ( 2x+3 ) 1 2

2x+3 = ( 2x+3 ) 1 2 指数が有理数の場合を参照)

次に

y= u u=2x+3

と置き,合成関数の微分をする.

d y d u = 1 2 u 1 2 = 1 2 u

d u d x = d d x ( 2 x + 3 ) = 2

d y d x = d y d u · d u d x より

dy dx = 1 2 u ·2 = 1 u = 1 2 x + 3

●別解

y= 2x+3 y = f ( x ) = x g ( x ) = 2 x + 3 と考えると, y = f ( g ( x ) ) となる合成関数になる.

合成関数の導関数 y = f ( g ( x ) ) g ( x ) より

y = 1 2 ( 2 x + 3 ) 1 2 2 = 1 2 x + 3


ホーム>>カテゴリー分類>>微分>>微分に関する演習問題>>微分の計算問題>>この問題

最終更新日: 2024年5月13日

[ページトップ]

金沢工業大学

利用規約

google translate (English version)