指数が有理数の場合(指数を整数から有理数に拡張)
,
,
は正の整数とする.また,
を正の有理数とする.このとき
正の有理数
を指数とする場合:
⇒累乗根を参照
言い換えると
の
乗は
の
乗の
乗根
負の有理数-rが指数となる場合:
と定める.
具体例として
,
このように定めると,
の
乗
の指数
が有理数の場合でも,指数法則が成り立つ.ただし,底の条件は
,
から
,
に変わる(累乗根のnが偶数の場合を参照).
具体的な計算例
と
の積を考える.
よって
一方,指数法則を使って計算すると
となり,結果は一致する.
■参考
⇒指数が[1]正の整数の場合,[2]0,負の整数の場合,[3]有理数の場合,[4]実数の場合
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最終更新日:
2025年4月26日