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f(x)=log2xとする.f′(5)を微分係数の定義式を用いて求めよ.
微分係数の定義式: f′(x)=limh→0f(a+h)−f(a)h
f′(5)=15log2
e の定義を用いる.
f′(5)=limh→0f(5+h)−f(5)h=limh→0log2(5+h)−log25h =limh→01h{log2(5+h)−log25}
対数の性質を用いると
=limh→01hlog2(1+h5) =limh→015 · 5hlog2(1+h5)
h5=tと置く. h→0 のとき t→0 よって
=limt→015 · 1tlog2(1+t)
e の定義を用いると
=limt→015log2(1+t)1t
t の変化が関係するところは,対数の真数部分だけである.よって
=15log2(limt→0(1+t)1t) =15log2e
底の変換公式を用いて底を2から eに変換すると
=15 · logelog2 =15 · 1log2 =15log2
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最終更新日: 2023年10月9日