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点 が直線 上を動くとき,原点から点までの距離の最小値と,そのときの点の座標を求めよ.
最小値は で,このときの点の座標は
点の座標を とし,原点から点までの距離 を の関数として表す.
より
・・・・・・(1)
となる.
点の座標を とし,原点から点までの距離を とすると
・・・・・・(2)
となる.
が最小となるのは, が最小になるとき,すなわち, が最小になるときである.
・・・・・・(3)
(1)を(3)に代入すると
これを平方完成すると
よって
は, のとき,最小値
となる.このとき,
である.すなわち
の最小値は で,このときの点の座標は
である.
原点から点 までの距離が最小になるのは,直線と原点から点を結ぶ線分が垂直になるときである.
直線,言い換えると,に垂直な直線の傾きを とすると,2直線が垂直であることから
の関係がある.よって
となる.したがって,原点を通り,直線に垂直な直線の式は
・・・・・・(5)
となる.
以上より,点は直線(1)と直線(5)の交点である.この交点の座標を求める.
(1),(5)より
, , , ・・・・・・(6)
(6)を(5)に代入すると
となり,点の座標は となる.
したがって,原点から点までの距離の最小値は
となる.
原点から点までの距離が最小になるのは,原点を中心とする円が直線に接するときである.このとき,その接点が距離を最小にする点であり,円の半径が求める最小距離となる.
原点を中心とする半径の円の方程式は
・・・・・・(7)
となる.円と直線が接するための条件は,(7)に(1)を代入して得られる に関する2次方程式
・・・・・・(8)
が重解をもつことである.したがって,この2次方程式の判別式をとすると, のときである.すなわち
のときである.これをについて解く.
より
・・・・・・(9)
よって,距離の最小値は
点の座標は以下の手順で求める.(8),(9)より を求め,これを(1)に代入すると が求まる.
距離の最小値だけを求めるなら,点と直線の距離の公式を用いて計算することもできる.
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最終更新日 2026年10月24日