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次の問題を積分せよ(不定積分).
∫3√x+1−√xdx
2(x+1)√x+1+2x√x+C C は積分定数)
分母の有理化 より
1√a±√b=1×(√a∓√b)(√a±√b)(√a∓√b)=√a∓√ba−b
基本となる関数の積分 より
∫xαdx=1α+1xα+1+C ( C は積分定数)
の公式を用いる.
方針より,3√x+1−√x の分母・分子に √x+1+√x をかけ,有理化すると
3√x+1−√x=3(√x+1+√x)(√x+1−√x)(√x+1+√x)
=3(√x+1+√x)x+1−x
=3(√x+1+√x) ・・・・・・(α)
となる.よって,(α) を与式に代入して積分すると
与式=∫3(√x+1+√x)dx
=3(∫√x+1dx+∫√xdx)
(3 を積分記号∫ の前に移せるのは,不定積分の基本式を参照)
=3(∫(x+1)12dx+∫x12dx)
(指数に関する定義を参照)
=3(23(x+1)32+23x32)+C
(ヒントの公式にあてはめる)
=2√(x+1)3+2√x3+C
=2(x+1)√x+1+2x√x+C
求まった答え 2(x+1)√x+1+2x√x+C を微分し,積分前の式 3√x+1−√x に戻ることを確認しなさい.
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学生スタッフ作成
最終更新日:
2023年11月24日