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数列
2+95−3,22+952−3,23+953−3,⋅⋅⋅,2n+95n−3,⋅⋅⋅
すなわち第 n 項
an=2n+95n−3
となる数列の極限値
limn→∞an=limn→∞2n+95n−3
を求めよ.
limn→∞an=limn→∞2n+95n−3=0
分母の変数の中で最も次数の高いもので分子・分母を割る.
式を変形した後, n が含まれている項のみ, n が ∞ になったときの値を調べる.
最後に,式全体で収束・発散を判断する.
limn→∞2n+95n−3
n→∞
とすると,
∞∞
の形になる.従って,分母の変数の中で最も次数の高いもので
分子・分母を割る.
=limn→∞(25)n+95n1−35n
n が含まれていない項は一定であるから, (25)n,95n,35n の n が ∞ になったときの値を調べればよい.
[1] (25)n
−1<25<1 であるから,極限の基本式より
n→∞ ならば, (25)n は 0 に収束する
[2] 95n
n→∞ ならば, 95n は0 に収束する.
[3] 35n
n→∞ ならば, 35n は0 に収束する
[1],[2],[3] より
limn→∞2n+95n−3=limn→∞(25)n+95n1−35n=0+01−0=0
よって,与式は 0 に収束する.
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学生スタッフ作成
最終更新日:
2024年5月28日