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応用分野: 非同次項が多項式のとき

定数係数線形微分方程式の解の導出

(2)定数係数線形微分方程式

y(n)+An1y(n1)++A1y=F(x)

F(x)r 次の多項式であるとする. A10 ならば ϕ(x)r 次の多項式として,これは xϕ(x) という形の特殊解をもつ.

■導出

y(n)+An1y(n1)++A1y=F(x)  ・・・・・・(1)

の特性方程式は

f(t)=tn+An1tn1++A1t

=t(tn1+An1tn2++A1)

=tg(t)

(ただし, g(t)=tn1+An1tn2++A1A10 とする)

となる.

(1)の解を逆演算子を用いて表すと

y=1Dg(D)F(x)  

となる.

1g(D)F(x)=ϕ(x) とおくと,ϕ(x)r 次の多項式なので   (ここを参照)

y=1Dϕ(x)

=1D(crxr+cr1xr1++c1x+c0)

=crr+1xr+1+cr1rxr++c12x2+c0x

=x(crr+1xr+cr1rxr1++c12x+c0)

=xϕ(x)

(ϕ(x)r 次の多項式)

 

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学生スタッフ作成
,最終更新日: 2024年5月17日

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