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連立方程式f(x,y)=0,fx(a,b)=0の解(x,y)=(a,b)に対して
y″=−fxx(a,b)fy(a,b)>0,(<0)
ならばyは極小値(極大値)bをとる.f(x,y)=0 によって定められる局所的な関数y=φ(x) の極値,つまり陰関数の極値を考える.
x=a で極値b=φ(a) をとるとすると
dydx=−fxfy
d2ydx2=−fxxf2y−2fxyfxfy+fyyf2xf3y
fy≠0
より y=φ(x) が極値をもつためには
dydx=0
でなければならない.よって
dydx=−fx(a,b)fy(a,b)=0
この等式をみたすためにはfx(a,b)=0 でなければならない.
これをd2ydx2 の式に代入すると
d2ydx2=−fxx(a,b)f2y(a,b)f3y(a,b)=−fxx(a,b)fy(a,b)
したがって
y″=−fxx(a,b)fy(a,b)>0 のとき,極小値
y″=−fxx(a,b)fy(a,b)<0
のとき,極大値となる.
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学生スタッフ作成
最終更新日:
2023年1月21日