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となる.
関数 が増加している区間の任意の2つの数 , において, のとき
であるので
,
となる.
よって, の値が から に変化したときの平均変化率の値は
となる.
を に限りなく近づけると,平均変化率の値は,関数 の における微分係数となる.式で表すと
となる.
ここで,平均変化率は を満たす限り常に正の値をとるが,正の値をとる量の極限はになることもある(例えば のとき は常に正であるが,その極限は である).一般に,常に正の値をとる量の極限について言えるのは「以上」ということである.
よって
が成り立つ.関数が増加している区間の任意の数 を で置き換えてもよい.
したがって,関数 が増加している区間では,微分係数 は
が成り立つ.
例えば は実数全体で増加する関数であるが, であるから となる.このように,増加する関数でも微分係数が になる点が存在しうる.
「ある区間で常に ならば,関数はその区間で増加する」は成り立つ.ただし,この命題の仮定をに弱めることはできない.を満たす関数には定数関数も含まれるが,定数関数は増加する関数ではないからである.
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最終更新日: 2026年9月8日