m 次元ベクトル空間 X の要素 x
x = ( x 1 x 2 ⋮ x m )
に対して, n × m 行列である A
A = ( a 11 a 12 ⋯ a 1 m a 21 a 22 ⋯ a 2 m ⋮ ⋮ ⋱ ⋮ a n 1 a n 2 ⋯ a n m )
を x の右からかけて, n 次元ベクトル空間 Y の要素 y
y = ( y 1 y 2 ⋮ y n )
に対応させる写像 f を線形写像という.
すなわち
f ( x ) = A x
となる.
行列 A のことを線形写像 f の表現行列という.
写像 f が線形写像である, f ( x ) = A x となる,ための必要十分条件は, x 1 , x 2 が X の要素で, k がスカラーであるとき
(1) f ( x 1 + x 2 ) = f ( x 1 ) + f ( x 2 )
(2) f ( k x ) = k f ( x )
の2式を満たすことである. ⇒ 証明
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最終更新日: 2025年1月17日
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