Processing math: 58%
関連するページを見るにはこのグラフ図を利用してください.
応用分野: 曲線の長さ定積分と面積定積分の定義

和の極限としての定積分の定義

原始関数で定積分を定義すると,定積分の意味することがらが理解しにくい.よって,和の極限としての定積分の定義を以下に示す.

関数 f(x)閉区間 [a,b] で定義されている. この区間[a,b]

a=x0<x1<x2<<xn1<xn=b

となるxi(i=0,1,2,,n)n 個の小区間に分割し, Δxi=xixi1 (i=1,2,3,,n)と定める. Δxiの中で最大の値を Δ で表す.それぞれの区間 [xi1,xi]の中に任意の点ξiをとり,ΔSi=f(ξi)Δxiとなる値を i=1からn まで足し合わせた値(リーマン和と呼ぶ)

Sn=ni=1ΔSi

=ni=1f(ξi)Δxi

=ni=1f(ξi)(xixi1)

を考える. ここで,閉区間[a,b]の分割数n の値を大きくしていく(Δの値を小さくしていく)と,分割の仕方およびξiのとり方に関係なくある値S に収束するなら,式で示すと,

S= lim n i=1 n f( ξ i )( x i x i1 )

となるなら, f( x ) [ a,b ] で積分可能であるといい,

S= a b f( x )dx

と表し, a から b までの定積分という.

閉区間 [ a,b ] で関数 f( x ) 連続ならば, f( x ) [ a,b ] 積分可能となる.

区間 [ a,b ] f( x )0 とすると, Δ S i =f( ξ i )Δ x i の値は長方形の面積になり,分割を限りなく細かくしたときの長方形の面積の和,すなわち a b f( x )dx は,関数 y=f( x ) の曲線と x 軸で挟まれた領域で,区間 [ a,b ] の面積を表す(定積分と面積を参照のこと).

 

ホーム>>カテゴリー分類>>積分 >>定積分の定義>>和の極限としての定積分の定義

最終更新日: 2023年7月3日

[ページトップ]

金沢工業大学

利用規約

google translate (English version)