大学入試問題
出題校:金沢工業大学 2002年度 数学(A-1),数学(A-2),数学(B)
数学(A-1)
[ 注意:設問 I の(1)から(6)の解答は I の解答マーク欄を使用してください ]
I. |
(1) |
x の2次方程式
x 2 −2(
log 2
a )x+
log 2 (
4a )=0
が異なる2つの実数解をもつための定数
a の条件は
ア <a<
イ
ウ
 , a>エ
である. |
| (2) |
tanθ=4 (0°<θ<90°)
のとき
3sinθ+8cosθ=
オカ
キク
|
| (3) |
複素数
z=1+
3 ⅈ に対して
z 6 =ケコ である. |
| (4) |
ベクトル
a →
=( 6,2
) と
b →
=( 2,t
) に対して
a →
+ b →
と
a →
- b →
が 垂直であるとき
t= サシ である. |
| (5) |
AB=2,BC=
3 ,C=90°
である三角形ABCの角Bの2等分線が辺ACと交わる点をDとする.このとき,
cos∠DBC=
ス
+ セ
ソ
であり,
BD=タ
チ
− ツ
である. ただし,
ス >セ
とする. |
| (6) |
a>0 とする.放物線
y= x 2
−4ax+3
a 2 と
x 軸とで囲まれる部分の面積が100のとき,
a= テト
3 である. |
( I の解答マーク欄で使用する欄は ト までです)解答
[ 注意:設問 II の解答は II の解答マーク欄を使用してください ]
II. |
a 1 =1,
a 2 =7,
a n+1
−7a 
 (n=1,2,3,⋯)
で定まる数列に
{ a n
} に対して,
b n =
a n+1
− a n
とおき,
T n =
∫ a n
a n+1
2xdx
とする. |
| (1) |
b n+1
=ア
b n である. |
| (2) |
b n =イ
 · 
ウ n−1
である. |
| (3) |
a 15
= エ
オ カ
である. |
| (4) |
T n =キク  · 
ケ コ
n−サ
であり,
T n+1
T n
=シス
である. |
| (5) |
∑ k=1
n T
k = セ
2n
−ソ
である. |
( II の解答マーク欄で使用する欄は ソ までです)解答
[ 注意:設問 III の解答は III の解答マーク欄を使用してください ]
III. | 黒石が6個,白石が4個入っている袋から1個を取り出す.それが黒石のときは白石を1個袋に入れ,白石のときは黒石を1個袋に中に入れて袋の中には常に10個の石が入っているようにする.この試行を3回繰り返す. |
| (1) | 1回目に取り出した石が黒石である確率は
 ア 
イ
である. |
| (2) | 1回目に取り出した石が黒石である確率は
 ウエ 
オカ
である. |
| (3) | 取り出した石が3個とも黒石である確率は
キ
 クケ 
である. |
| (4) | 3回のうち,少なくとも1回は白石である確率は
 コサ 
シ ス
である. |
| (5) | 3回目に取り出した石が黒石である確率は
 セソタ 
250
である. |
( III の解答マーク欄で使用する欄は タ までです)解答
[以上問題終了]
topへ
数学(A-2)
[ 注意:設問 I の(1)から(6)の解答は I の解答マーク欄を使用してください ]
I. |
(1) | 公比が正である等比数列
{ a n
} において
a 3 =3,
a 7 =243
であるとき
a 5 =アイ である. |
| (2) |
3点
O( 0,0
),A(
6,0 ),B(
5,8 )
を頂点とする△OABの垂心の座標は
( ウ
 ,  
エ 
オ
)
である. |
| (3) |
| sinθ−
1 2 |=1(
0°≤θ≤270°
) を満たす
θ は
θ=カキク ° である. |
| (4) |
log 2 (
x−2
)+log(
x+2 )=−3
は
x=  
ケコ  
サ
である. |
| (5) |
OA ⟶
=( 6,−a
) と
OB ⟶
=( a,2
) のなす角が
120° であるとき
a=シス
セ で
△OABの面積は
ソタ
である. |
| (6) |
複素数
z 1 =
3 ( 1+ⅈ
), z
2 = 2
( 1+
3 ⅈ )
に対して
| z 1
z 2
|=チ
ツ    , 
 arg(
z 1 z
2 )=テトナ °
である. ただし,
0°≤テトナ ≤360°
とする.
|
( I の解答マーク欄で使用する欄は ナ までです)解答
[ 注意:設問 II の解答は II の解答マーク欄を使用してください ]
II. | 関数
f(x)=
x 3 +a
x 2 +bx+c
は
x=2 で極値0をとり,曲線
y=f(x)
は点
P( 0,12
) を通る.このとき |
| (1) |
a=ア イ
  ,b=ウエ  ,c=オカキ である.
|
| (2) |
関数 f(x) は x=  ク   ケ で極承値   コ サ   シ ス をとる. |
| (3) |
点Pを通る直線が点P以外の点Qで曲線 y=f(x) と接するとき点Qの座標は (  セ   ソ   ,   タ  チ ) である. |
| (4) |
直線 y=mx−12 が y=f(x) と異なる3点で交わるような定数 m の値の範囲は   ツ テ  ト <m<ナ ニ  ,m>ナ ニ である. |
( II の解答マーク欄で使用する欄は ニ までです)解答
[ 注意:設問 III の解答は III の解答マーク欄を使用してください ]
III. | 2つの円
x 2 +
y 2 −4x=0 ・・・ @
x 2 +
y 2 −16x−2by+16b=0
・・・ A
について |
| (1) |
b=3 のとき,円@とAの中心距離は
ア
イ
である. |
| (2) |
b=3 のとき,円@とAの交点間の距離は
 ウ
  エ
オ
である. |
| (3) |
b= カ
  キ
  のとき,円Aは@の中心を通る.
|
|
(4) |
b=ク
のとき,円@はAに内接し,
b=  
ケ コ 
サ
のとき,円@とAは外接する. |
( III の解答マーク欄で使用する欄は サまでです)解答
[以上問題終了]
topへ
数学(B)
[ 注意:設問 I の(1)から(6)の解答は I の解答マーク欄を使用してください ]
I. |
(1) |
x 3 =
y 4 = z
5 のとき,
xyz
x 3 +
y 3 + z
3 =
  ア 
 イウ 
である. |
| (2) |
放物線
y= x 2
上の2点
P( 3,9
),Q(
a, a 2
) に対して,点Qにおける放物線の接線と直線PQが直交するならば,
a=  
エオ±
カ  
キ
である. |
| (3) |
円
x 2 +
y 2 −4x−21=0
と直線
y=−x+3
の共有点の間の距離は
ク
ケ
である. |
| (4) |
( 1
2 x−2y
) 2
の展開式において
x 5 y
3 の係数は
コサシ
である. |
| (5) |
2つのサイコロを同時に投げるとき,少なくとも一方が1の目である確率は
 スセ 
ソタ
である. |
| (6) |
AB=2,AC=3,A=60°
である△ABCについて,
log 3 sinC+
log 3 cosA−
log 3 sinB=ツチ
である. |
( I の解答マーク欄で使用する欄は ツ までです)解答
[ 注意:設問 II の解答は II の解答マーク欄を使用してください ]
II. | 関数
f(x)
{
x<0
x≧0
|
のとき |
f(
x
)=−2
x
2
−5
|
のとき |
f(
x
)=
x
2
−3x
|
で与えられる関数とし,曲線
y=f(x)
・・・ @ と直線
y=mx
・・・ A を考える.
|
| (1) | 関数
f(x)
は
x=  アイ 
ウ
で極大値
 エオ  
カ
を, x=
 キ 
ク
で極大値
 ケコ  
サ
をとる. |
| (2) |
直線 A と曲線 @ と原点以外の2点で交わるような
m の値の範囲は
m>シス である. |
| (3) |
m の値が (2) の範囲内にあるとき, |
| | (i) | 直線 A と曲線 @ の交点で原点以外のものの x 座標は,小さいほうから順に, −m−セ  ソ , m+タ である. |
| | (ii) | 曲線 @ と直線 A で囲まれた2つの部分の面積が等しくなるような m の値は  チ ツ 4 3 +テ   4 3 −1 である. |
( II の解答マーク欄で使用する欄は テ までです)解答
[ 注意:設問 III の解答は III の解答マーク欄を使用してください ]
III. |
ⅈ を虚数単位として,
z n =
2 2(
n−1 )
( 2
+ 2 ⅈ
)   (
n=1,2,3⋯
) とおく. |
| (1) |
| z 1
|=ア
である.
|
| (2) |
log 2 |
z 1
z 2 z 3
|=イ
である. |
| (3) |
log| z
1 z 2
⋯ z n
|= ウ
エ
である. |
| (4) |
∑ k=1
n k
log 2 =
1 オ
n(
n+1 )(
カ n−キ
) である. |
| (5) |
| z
2n
z 2n−1
|=ク
であり,
log 2 |
z 2
z 1
z
4 z
3 ⋯
z 2n
z
2n−1
|=ケコ である. |
( III の解答マーク欄で使用する欄は コまでです)解答
[以上問題終了]
topへ
初版:2004年5月26日,最終更新日:
2007年7月13日
|