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dydx=y2x2
y=x1−Ax (A は任意定数)
同次形微分方程式 を参照
dydx=y2x2=(yx)2 ・・・・・・(1)
yx=vとおく.すなわち
y=vx ・・・・・・(2)
これをx で微分すると
dydx=v+xdvdx ・・・・・・(3)
(2),(3)を(1)に代入すると
v+xdvdx=v2
xdvdx=v2−v
1v2−vdv=1xdx
左辺を部分分数に展開すると
(1v−1−1v)dv=1xdx
両辺を積分すると
∫(1v−1−1v)dv=∫1xdx+C
(ただしCは任意定数)
log|v−1|−log|v|=log|x|+C
log|v−1|−log|v|−log|x|=C
対数の性質を利用してこの式を整理すると
log|v−1vx|=C
左辺は
C=Cloge=logeC
に変形できるので
を元( )に戻すと
とおいて,整理すると
・・・・・・(4)
のとき,(4)は
・・・・・・(5)
となる.(5)より
・・・・・・(6)
・・・・・・(7)
(6),(7)より(5)は与式の微分方程式を満たすので,その解となる.
よって,(4)は も含めて微分方程式の解となる.
以上より,微分方程式の解は
( は任意定数)
となる.
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最終更新日: 2023年6月19日