同次形微分方程式に関する問題
■問題
次の微分方程式の一般解を求めなさい.
・・・・・・(1)
■答
(ただし,
は任意定数,
)
■ヒント
同次形微分方程式 を参照
■解き方
・・・・・・(1)
(1)を変形すると
として,両辺を
で割ると
・・・・・・(2)
とおく.すなわち
・・・・・・(3)
これを
で微分すると
・・・・・・(4)
(3),(4)を(2)に代入すると
として,(1)の両辺を
で割ると
両辺を積分すると
(ただし
は任意定数)
【備考】
の公式を使うと
・・・・・・(*)
となる.一方,対数の性質を使って,式を変形すると
ただし,
したがって,積分定数を適切に取り直すことで,2つの式は同じ不定積分を表していることがわかる.
(*)の結果を使って計算を進めても最終的な結果は同じになる. |
両辺に3を掛けると
対数の性質より
右辺の
は
と変形できるので(
)
よって
を元に戻すと(
)
両辺に
をかけると
とおくと
・・・・・・(5)
のとき,(5)は
・・・・・・(6)
となる.このとき,
より
,
となる.この場合は,変数分離の際に
で割ったことにより除外されているため,(6)が元の微分方程式の解となるかを確認する.
(6)が成り立つとき
・・・・・・(7)
(6),(7)を(1)の左辺に代入すると
となり,(6)は与えられた微分方程式を満たすので,その解となる.
よって,(5)は
も含めて微分方程式の解となる.
以上より,微分方程式の一般解は
(ただし,
は任意定数,
)
となる.
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最終更新日:
2026年10月9日