問題を解くのに必要な知識を確認するにはこのグラフ図を利用してください.

基本的な行列の問題

■問題

次のベクトルの組が1次従属となるような t の値(整数)を求めよ.

12t0,012t,t012,2t01R4

■計算

10t2210tt2100t210の時(定理)は1次独立となってしまうので,1次従属となるときは 10t2210tt2100t21=0 (定理)である.

10t2210tt2100t21=10t2012tt4021t22t0t21

=12tt421t22tt21

=12tt40t2+4t+14t+802t2+2t2+4t+1

=t2+4t+14t+82t2+2t2+4t+1

=t2+4t+124t+82t2+2

=t44t3t24t3+16t2+4tt2+4t+1+8t316t2+8t16

=t42t2+16t15

=t1t+3t22t+5

=0

になればよい.

しかし,この問題では整数を求めたいので,t=1,3 が解となる.

よって,t=1,3 の時に1次従属となる.

 

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作成:学生スタッフ

最終更新日: 2022年9月6日

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