方程式の解の存在に関する問題
■問題
解の存在定理を用いて,方程式
が
,
の区間に実数解を持つことを示せ.
■解説動画
■ヒント
方程式の実数解の存在定理
関数
が閉区間
において連続で,かつ,
ならば,開区間
に方程式
の実数解が少なくとも1つの存在する.
■答
と置く.
指数関数
と一次関数
の差から成る関数
は実数全体で連続である.よって
は,
の区間で連続である ・・・・・・(1)
また
・・・・・・(2)
・・・・・・(3)
(1),(2)より
・・・・・・(4)
である.
(1)と(4),および,方程式の実数解の存在定理より
方程式
は
,
の区間に少なくとも1つ実数解を持つ
ことになる.

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最終更新日:
2025年4月27日