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次の不等式を解け.ただし, 0≦θ<2π とする.
−1<tan(θ−π6)≦√3
0≦θ≦π2 , 1112π<θ≦32π , 2312π<θ<2π
θ−π6=t ・・・・・・(1)
とおくと
0≦θ<2π
0−π6≦θ−π6<2π−π6
より
−π6≦t<116π
となる.
問題を t を使って書き直すと
次の不等式を解け.ただし, −π6≦t<116π とする. −1<tant≦√3 |
まず, 0≦t<2π の範囲で
tant=−1 , tant=√3
を満たす t を求める.
以下の問題を参考にする.
t=34π,74π
t=13π,43π
tant
は単位円に引いた補助線
x=1
の直線上の点の
y
成分に相当することを考慮して,
t
を用いて書き直した不等式
−1<tant≦√3
を満たす単位円上の円弧の範囲を赤線で示す.
−π6≦t<116π と赤色の円弧の部分が重なっている部分が t を用いて書き直した問題答えとなる.その答えは
−π6≦t≦π3 , 34π<t≦43π , 74π<t<116π ・・・・・・(2)
となる.(1)の関係から(2)を θ の範囲に書き換えると
−π6≦θ−π6≦π3 → 0≦θ≦π2
34π<θ−π6≦43π → 1112π<θ≦32π
74π<θ−π6<116π → 2312π<θ<2π
となる.
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三角関数の不等式の問題
最終更新日: 2025年2月20日