|
|||||||||||||
|
|||||||||||||
|
適当な変数変換を行って次の重積分を計算せよ.
∬D(x2−y2)(x+y)dxdy (D:0≦x+y≦2,−1≦x−y≦2)
2
x+y=u ,x−y=v とおく変数変換により,積分の計算を簡単化する。ヤコビアンの計算式も参考にする.
![]() 領域D ![]() 領域D′ |
x+y=u,x−y=v とおくと
x=12(u+v),y=12(u−v)
となる.よって,この変数変換によるヤコビアンは
J(u,v)=|∂x∂u∂x∂v∂y∂u∂y∂v|=|121212−12|=−12
となる.変数変換によって(x,y) の領域D は(u,v) の領域D′
D′:0≦u≦2,−1≦v≦2
に変換される.よって
=12∬D′(u2v)dudv
=12∫2−1(∫20(u2v)du)dv
=12∫2−1[13u3v]20dv
=12∫2−1(83v−0)dv
=12∫2−1(83v)dv
=12[43v2]2−1
=12(163−43)
=2
ホーム>>カテゴリー分類>>積分>>重積分>>重積分の計算問題>>問題
学生スタッフ作成
最終更新日: 2025年3月28日