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導関数の基本式Ⅰを微分演算子 Dを用いて表すと以下のようになる.
2,3より微分演算子Dは線形である.
D{ky}=kDy
D2{ky}=DD{ky}=D{Dky}=D{kDy}=k{D(Dy)}=kD2y
Dn{ky}=kDny
となる.
f(D) は多項式であるので
f(D){ky}=kf(D)y ・・・・・・(1)
が成り立つ.
D{y+z}=Dy+Dz
D2{y+z}=D{D(y+z)}=D{Dy+Dz}=D{Dy}+D{Dz}=D2y+D2z
Dn{y+z}=Dny+Dnz
となる.
f(D) は多項式であるので
f(D){y+z}=f(D)y+f(D)z ・・・・・・(2)
が成り立つ.
(1)(2)よりf(D) は線形である.
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学生スタッフ作成
最終更新日:
2023年6月22日