|
|||||||||||||
|
|||||||||||||
|
y″+2y′+y=0
(初期条件:y(0)=0,y′(0)=2)
y=2te−t
ラプラス変換の微分則を用いて解く.
ラプラス変換すると
yL→Y(s)
y′L→sY(s)−y(0)
y″L→s2Y(s)−s⋅y(0)−y′(0)
となり,これらを式に代入
s2Y(s)−sy(0)−y′(0)+2(sY(s)−y(0))+Y(s)=0
初期条件より
s2Y(s)−2+2sY(s)+Y(s)=0
(s2+2s+1)Y(s)=2
Y(s)=2s2+2s+1
=2(s+1)2
逆ラプラス変換をする ⇒ラプラス変換表はこちら
y=2te−t
定数係数線形同次微分方程式の解法を用いて解く.
λ2+2λ+1=0
より
(λ+1)2=0
λ=−1
よって一般解は
y=e−t(C1t+C2) (C1,C2は任意定数)
y′=−e−t(C1t+C2)+e−tC1
初期条件より
y=C2=0……(1)
y′=−C2+C1=2 ……(2)
(1),(2)より
C1=2,C2=0
よって
y=2te−t
ホーム>>カテゴリー分類>>微分>>ラプラス変換>>問題演習>>ラプラス変換に関する問題
最終更新日: 2023年6月6日