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y″−5y′+4y=0
(初期条件:y(0)=0,y′(0)=−1)
y=13et−13e4t
ラプラス変換の微分則を用いて解く
ラプラス変換すると
yL→Y(s)
y′L→sY(s)−y(0)
y″L→s2Y(s)−s⋅y(0)−y′(0)
となり,これらを式に代入
s2Y(s)−sy(0)−y′(0)−5(sY(s)−y(0))+4Y(s)=0
初期条件より
s2Y(s)+1−5sY(s)+4Y(s)=0
(s2−5s+4)Y(s)+1=0
Y(s)=−1(s−1)(s−4)
ここで,部分分数分解をする.
Y(s)=k1(s−1)+k2(s−4)
k1=lims→1(s−1){−1(s−1)(s−4)}=13
k2=lims→4(s−4){−1(s−1)(s−4)}=−13
よって
Y(s)=13⋅1(s−1)−13⋅1(s−4)
逆ラプラス変換をする ⇒ラプラス変換表はこちら
y=13et−13e4t
定数係数線形同次微分方程式の解法を用いて解く.
λ2−5λ+4=0
より
(λ−1)(λ−4)=0
λ=1,4
よって一般解は
y=C1et+C2e4t (ただしC1,C2は任意定数)
y′=C1et+4C2e4t
初期条件より
y(0)=C1+C2 ・・・・・・(1)
y′(0)=C1+4C2 ・・・・・・(2)
(1),(2)より
C1=13,C2=−13
よって
y=13et−13e4t
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最終更新日: 2023年6月6日