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y″+y′+y=0
(初期条件:y(0)=0,y′(0)=1)
y=2√33e−12tsin√32t
ラプラス変換 微分則を用いて解く.
ラプラス変換すると
yL→Y(s)
y′L→sY(s)−y(0)
y″L→s2Y(s)−s⋅y(0)−y′(0)
となり,これらを式に代入
s2Y(s)−sy(0)−y′(0)+sY(s)−y(0)+Y(s)=0
初期条件より
s2Y(s)−1+sY(s)+Y(s)=0
(s2+s+1)Y(s)−1=0
Y(s)=1(s+1+√3i2)(s+1−√3i2)
ここで,部分分数分解をする.
Y(s)=k1s+1+√3i2+k2s+1−√3i2
よって
逆ラプラス変換をする ⇒ラプラス変換表はこちら
y=√33i(e−1+√3i2t−e−1−√3i2t)
y=√33i(e−12t⋅e−√3i2t−e−12t⋅e√3i2t)
y=√33ie−12t(e−√3i2t−e√3i2t)
オイラーの公式より
y=√33ie−12t{cos√32t−isin√32t−(cos√32t+isin√32t)}
y=2√33e−12tsin√32t
定数係数線形同次微分方程式の解法を用いて解く.
λ2+λ+1=0
より
(λ+1+√3i2)(λ+1−√3i2)=0
λ=−1+√3i2,−1−√3i2
よって一般解は
y=e−12t(C1cos√32t+C2sin√32t) (ただしC1,C2は任意定数)
初期条件より
y(0)=C1 ・・・・・・(1)
y′(0)=−12C1+√32C2 ・・・・・・(2)
(1),(2)より
C1=0,C2=2√33
よって
y=2√33e−12tsin√32t
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最終更新日: 2023年6月6日