問題を解くのに必要な知識を確認するにはこのグラフ図を利用してください.

三角形の面積を求める問題

■問題

原点と空間上の2点 A(4,3,1)B(2,1,2) を頂点とする三角形の面積を求めよ.

■解説動画

ベクトルの動画一覧のページへ

■答

1265

■ヒント

三角形の面積外積の定義を参考にする.

■解説

●ベクトルの内積を用いた計算

三角形 OAB の面積を S とすると

S=12OA2OB2(OAOB)2

この式の内容は三角形の面積に詳しく書いてある

となる.

OA=(4,3,1)

OB=(2,1,2)

であることより

OA2=42+32+12 =16+9+1 =26

OB2=22+12+22 =4+1+4 =9

OAOB=(4,3,1)(2,1,2) =42+31+12 =8+3+2 =13

となる.よって

S=12269132 =1213(1813) =1265

●ベクトルの外積を用いた計算

外積 OA×OB の大きさ OA×OB は, OAOB を2辺とする平行四辺形の面積になる(外積の定義を参照).よって,三角形 OAB の面積 S

S=12OA×OB

となる.

OA×OB =(4,3,1)×(2,1,2)

=(3211,1242,4132)

=(5,6,2)

よって

S=1252+(6)2+(2)2 =1225+36+4 =1265

となる.

■3Dグラフ

JSXGraph Copyright (C) see http://jsxgraph.org

 

ホーム>>カテゴリー分類>>ベクトル>>ベクトルに関する問題>>三角形の面積を求める問題

最終更新日: 2025年2月21日

[ページトップ]

金沢工業大学

利用規約

google translate (English version)