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dydx=f(x)g(y)
を変数分離形という(ただし g(y)≠0 ).
また
f(x)g(y)=f(x)1g(y)
1g(y)=h(y) とおくと
f(x)g(y)=f(x)h(y)
というように右辺を変形して
dydx=f(x)h(y)
を変数分離形としている場合もある.
f(x)=g(y)dydx
=ddy{∫g(y)dy}dydx
∵g(y)=ddy{∫g(y)dy} (不定積分の定義)
=ddx{∫g(y)dy}
∵z=∫g(y)dy とおくと,dzdydydx=dzdx (合成関数の導関数)
よって,∫g(y)dy がf(x) の原始関数(不定積分)になるので
∫f(x)dx=∫g(y)dy+C
g(y)dydx=f(x)
両辺をx で積分する
∫g(y)dydxdx=∫f(x)dx+C
左辺は置換積分により∫g(y)dydxdx=∫g(y)dy となる.
よって
∫g(y)dy=∫f(x)dx+C
形式的に以下のように記述してもよい.
g(y)dy=f(x)dx
両辺を積分して
∫g(y)dy=∫f(x)dx+C
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学生スタッフ作成
最終更新日:
2023年6月9日