2変数関数のテイラー(Taylor)の定理の証明
(ただし,
)
■導出
,
, (
は定数)
のとき,
とおく.
を合成関数の微分法を用いて微分する.
・・・・・・(1)
,
・・・・・・(2)
(2)を(1)に代入すると,
合成関数の微分法より
(2)を代入して整理すると
偏微分は順序交換が可能であるので
よって
以上より
での微分を
回繰り返すと,
と推測できる.
ここで1変数関数
にマクローリンの定理を適用すると,
・・・・・・(3)
とおくと,
なので
また
なので
となる.以上を(3)に代入すると
(ただし,
)
となる.
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学生スタッフ作成
最終更新日:
2023年10月16日