不定積分の問題
■問題
次の問題を積分せよ(不定積分).
∫2xlogxdx
■解説動画
■答
x2logx−12x2+C
(
C
は積分定数)
■ヒント
部分積分法より
∫f′(x)g(x)dx
=f(x)g(x)−∫f(x)g′(x)
・・・・・・(1)
基本となる関数の積分より
∫xαdx=1α+1xα+1+C
(
C
は積分定数) ・・・・・・(2)
の公式を用いる.
■解説
∫2xlogxdx
f′(x)=2x
,
g(x)=logx
とする部分積分をする.
f(x)=x2
,
g′(x)=1x
(ここを参照)
与式
=∫f′(x)g(x)dx
=∫2xlogxdx
ヒントの公式(1)を適用する
=x2logx−∫(x2⋅1x)dx
=x2logx−∫xdx
(ヒントの公式(2)を適用する
=x2logx−12x2+C
(
C
は積分定数)
■確認問題
求まった答え
x2logx−12x2+C
を微分し,積分前の式
2xlogx
に戻ることを確認しなさい.
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∫2xlogxdx
最終更新日:
2025年2月21日