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応用分野: 三角関数の不等式の解き方tan(x/2)=t とおく置換積分三角方程式の解き方2倍角の公式1・サイン・コサイン三角形を用いた三角関数の相互関係の導出微分 tanx続きを見る
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三角関数(三角比)の相互関係

■関係式

  1. sin2θ+cos2θ=1  証明

  2. tanθ=sinθcosθ   (ただし,cosθ0)  証明

  3. tan2θ+1=1cos2θ  (ただし, cosθ0)  証明

 ここも参考にするとよい.

■証明

三角関数の定義1.三角関数の定義より(右図参照)

sinθ=yrcosθ=xrより

  • y=rsinθ  ・・・・・・(1),

  • x=rcosθ ・・・・・・(2)

となる.△OQPにおいて,三平方の定理より

OQ2+PQ2=OP2|x|2+|y|2=r2x2+y2=r2 ・・・・・・(3)  

(3)に(1),(2)を代入すると

(rcosθ)2+(rsinθ)2=r2

sin2θ+cos2θ=1

が得られる.

2.三角関数の定義より

sinθ=yrcosθ=xrtanθ=yx 

よって

tanθ=yx=yrxr=sinθcosθ  

3.sin2θ+cos2θ=1 の両辺をcos2θ  で割ると

sin2θcos2θ+cos2θcos2θ=1cos2θ  

となる.sinθcosθ=tanθ  を上式に代入すると

tan2θ+1=1cos2θ  

の関係式が得られる.

 

 

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最終更新日: 2023年3月9日

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