Loading [MathJax]/jax/output/CommonHTML/jax.js
関連するページを見るにはこのグラフ図を利用してください.
応用分野: 定数係数線形同次微分方程式定数係数線形微分方程式の非同次項がe^(ax)のときの解の導出2階定数係数同次微分方程式の解証明証明証明続きを見る
問題リスト←このページに関連している問題です

特性方程式

f(D)微分演算子とする.

微分方程式

f(D)y=0

においてf(t)y=0特性方程式という.

■特性方程式の意味するもの

微分方程式

f(D)y=0  ・・・・・・(1)

において y=etx とおくと

f(D)etx=0

f(t)etx=0 (この公式より)

となる.etx0 であるので, f(t)=0 の方程式の解の1つをα とすれば y=eαx は(1)の解である.

(1)の左辺にy=eαxを代入するすると

f(D)eαx=f(α)eαx=0

αf(t)=0 の解なのでf(α)=0

よって,y=eαxは(1)を満たすので(1)の解となる.

■具体例

y+3y+2y=0

D2y+3Dy+2y=0

(D2+3D+2)y=0

ここでf(D)=D2+3D+2 とおくと

f(D)y=0

特性方程式

f(t)=0

すなわち

t2+3t+2=0

となる.

 

ホーム>>カテゴリー別分類>>微分>>微分方程式>>特性方程式

学生スタッフ作成
最終更新日: 2023年6月13日

[ページトップ]

金沢工業大学

利用規約

google translate (English version)