三角関数の不等式の解き方
三角方程式の基本形( , ,,[不等号は≧,≦,>,<のいずれでもよい] ) に式を変形して解く.
の求め方,
の求め方,
の求め方
■, , の場合
と変数を変換することにより基本形にする.このとき,変数の変域も変換しなければならない.
■その他の場合
1.三角関数の角を統一する.→ 基本形へ変形
2.三角関数の種類を統一する. → 基本形へ変形
3.(1)角度,三角関数の種類が統一できた場合
例えば,
だけの三角方程式になれば,
とおいて,
に関する方程式に変換して
の解を求める.このとき
の範囲に注意する. 例えば,
であれば
となる.
(2)角度,三角関数の種類が統一できなかった場合
[1]因数分解の形に式を変形する.
例: → 基本形が得られる.
[2]三角関数の積≧0 の形に式を変形する.
例: → 基本形が得られる.
変形に用いる式:和積の公式
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最終更新日:
2016年6月13日