置換積分法
の関係に置換したとき,
【不定積分】
-
-
【定積分】
-
-
(ただし,, )
となる.
■置換方法の例
ここを参照のこと.
■関連動画
■解説
置換積分の公式は合成関数の微分の公式に対応するものである.
関数
の原始関数の1つを
とすると,
・・・・・・(1)
(
:積分定数)・・・・・・(2)
の関係がある.
また, の関係があると,
関数 は,
・・・・・・(3)
となる. を変数
で微分すると,合成関数の微分より,
・・・・・・(4)
両辺を変数 で積分すると
(積分定数 を左辺にまとめて入れている)
・・・・・・(5)
を(5)の左辺に適用すると,
・・・・・・(6)
(1),(2)を(6)に適用すると,
となり,置換積分の公式が得られる.
あるいは, が の関数であると考えると,
であるので,簡単に置換積分の公式が得られる.微分形式を参照のこと.
定積分において,積分範囲はが
に変化するとき,
が
に変化するので,積分範囲を変更する必要がある.
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最終更新日:
2024年5月17日